うつわと暮らす日常に、移ろいの景色を
鎌倉時代から続く滋賀県の伝統工芸品にして、日本六古窯のひとつにも数えられる陶磁器、信楽焼。創業約80年の信楽焼窯元『丸十製陶』と『THE HARVEST』さんと切磋琢磨し、伝統的な技法にモダンなスタイルを取り入れた新しいうつわが誕生しました。
和食器の技法で用いられる貫入は、うつわの表情を豊かにし、時間の経過とともに変化していく様子を楽しむことができます。最初は凛としていた色合いが、やがてやわらぎ、深まり、馴染み、あなただけの景色へと変わっていきます。
暮らしに寄り添い、時とともに深まる一枚
リムを低く抑えたフラットな形状は、日常にそっと馴染む万能さ。15.5cmの小皿は取り皿としてはもちろん、ケーキやドーナツなどのスイーツを美しく演出し、使うたびに食卓に小さな彩りの移ろいをもたらします。
色違いを並べれば、テーブルに四季のような豊かな表情が広がり、毎日の食事が少し特別なひとときに。重ねてもかさばらず、電子レンジ・食洗機対応で扱いやすいのも魅力。暮らしに寄り添いながら、時とともに深まるうつわです。
Sprout(スプラウト)ー 芽吹きの力強さを映す、鮮やかな黄緑
芽吹きや成長を思わせる、力強い黄緑色。
新鮮な息吹を食卓に運び、使うほどに鮮やかさが深みを帯びてゆきます。
Mellow(メロウ)ー 穏やかに包み込む、ぬくもりのピンク
春の陽だまりのような、やさしいピンク色。
柔らかなぬくもりが食卓を包み、経年とともに落ち着きを増していきます。
Abyss(アビス)ー 深海の静けさを宿す、凛とした紺青
深海を思わせる、静かな紺青色。
光によって艶やかにも沈んだ表情にも変わり、使うほどに奥行きを深めます。
Dusk(ダスク)ー 静かな余韻をまとう、落日の紫
夕暮れの空を映したような落ち着いた紫色。
一日の終わりをやさしく彩り、経年でしっとりとした風合いへと移ろいます。
Mist(ミスト)ー 朝もやの静けさを映す、やわらかな水色
朝もやを映す、やわらかな水色。
清らかに料理を引き立て、時の流れとともに透明感が落ち着いていきます。
Amber(アンバー)ー 時を重ねて輝きを増す、琥珀の色
はちみつのように明るい琥珀色。
あたたかな記憶を思わせ、年月とともに宝物のような存在感へと育ちます。
Olive(オリーブ)ー 自然の落ち着きを纏う、深みある緑
森の奥を思わせる深緑色。
静かな生命力を感じさせ、使うほどに艶を増し、落ち着いた風合いへと変わっていきます。
揃えて愉しむ、移ろいの彩り
お気に入りの色をひとつ取り入れるだけで、日常の食卓やお茶の時間がさりげなく特別になります。落ち着いたトーンから華やかな色まで揃ったカラーバリエーションは、気分やシーンに合わせて選ぶ楽しみもありますね。
もちろん贈り物にも最適です。結婚祝いや引越し祝い、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれる温もりのうつわ。時間とともに深まる色合いは、使う人の暮らしにもやさしく寄り添い、思い出を刻んでいきます。
時とともに、あなたの物語を刻むうつわ
経年変化や手の跡が刻まれ、人と共に移ろいの記憶を重ねる美しく温かいうつわ。使うたび暮らしの跡が染み渡り、表情を変えていきます。
何気ない毎日が、うつわを通して愛おしい時間に変わってゆくように ー
それは新品のままでは出せない、時を重ねたものだけが持つ美しさです。
7色それぞれが個性を持ちながらも、不思議と調和するのが「utsuroi」の魅力です。その日の気分や季節に合わせて、自由に色を選ぶ楽しさをお愉しみください。
HARVEST×SHIGARAKIの取り扱いについて
お届けする商品は事前に目止めの処理が行われています。
ご愛用いただく中で汚れやシミなどが気になってきたときは以下の方法で目止めの処理を行うことができます。
◼︎目止めの処置
1. ほこり等を洗い流してから鍋に食器を入れる。(複数枚いれると割れる可能性があるので一枚づつ行ってください)
2. 鍋にたっぷりの米のとぎ汁(または水と小麦粉or片栗粉)を火にかける。
3. 沸騰後、20分ほど弱火に煮沸する。
4. 火を止めてそのまま冷ましてから洗いしっかり乾燥させる。※目止め処置の際には食洗機は使用しないでください。
目止めの処置を行わずとも、綺麗な水またはお湯に5分ほど浸し、水を吸わせてからご使用になるだけでも汚れの侵入を軽減できます。(湯引き)
CRAZEシリーズは特に汚れがつきやすいので、毎回使用前に綺麗な水を吸わせてからご使用下さい。これだけの手間で驚くほどの効果が上がります。シミが入りやすい食器も汚れではなく「味わいが増し、趣に繋がる」そんな変化をしてくれるようになっていきます。